年齢を重ねるごとに、乾燥・くすみ・シワ・たるみなど、肌が衰えていきます。肌の変化を感じて「エイジングケアをするべき?」と悩んでいませんか?しかし、エイジングケアはいつからはじめて、何をすればよいのかわからないという方も多いもの。エイジングケアのファーストステップを理解しておきましょう。
エイジングケアはいつからはじめる?
「エイジング」とは加齢や老化のことで、「エイジングケア」は年齢に応じた肌のお手入れを指します。それでは、エイジングケアはいつからはじめればよいのでしょうか。
基本的には、エイジングサインが気になったらスキンケアの見直しをするのがベター。エイジングサインとは、肌の強い乾燥、シミ、くすみ、目元や口元の小ジワ、顔のたるみ(口角の下がり・ほうれい線)、毛穴の開きなど老化を示す肌トラブルのことです。
ちなみに、一般的に肌の老化がはじまるのは20代半ばくらいと言われています。目に見えるエイジングサインが無くても、肌内部では少しずつ老化が進行している可能性が。したがって、「エイジングケア」という言葉が気になったら、トラブルの有無にかかわらずケアをはじめても良いでしょう。
肌が老化する原因4つ
まず、肌が老化する原因を知っておきましょう。
加齢による細胞の衰え
加齢による細胞の衰えは「ターンオーバーの周期」と「肌内部のハリ成分」に影響を与え、多くのエイジングサインの原因になります。
まず、簡単に肌の構造を知っておきましょう。
肌は表皮・真皮・皮下組織の3層構造。表皮の一番上にある角質層は、角質細胞が整然とならび、隙間を細胞間脂質が埋めています。肌の水分を守るのは、角質細胞にある天然保湿因子と細胞間脂質を構成するセラミドなどの成分です。
すこやかな角質層は、うるおいある美しい肌のカギ。そして、角質層を整えるのにかかせないのがターンオーバーで、肌の内部で新しい細胞が生まれ、役目を終えた細胞(=古い角質)は肌の外に排出されるプロセスのことです。
しかし、加齢に伴いターンオーバーの周期は長くなり、数ヶ月かかることも。天然保湿因子やセラミドの数が減って水分保持力が低下し、くすみや目元・口元の小ジワ、毛穴の開きなど多くのエイジングサインにつながります。
細胞の衰えは、肌内部のハリ・弾力成分にも影響大です。真皮はコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などで作られていて、肌にハリや弾力を与えます。しかし、加齢によってコラーゲンなどを生み出す繊維芽細胞が衰えると、真皮内のハリ・弾力成分は減少。
肌が弾力を失って硬くなるため、たるみや小ジワ、毛穴の開きなどを引き起こします。
紫外線ダメージの蓄積
肌老化の65%~70%の原因と言われる紫外線には種類があり、それぞれ肌への影響が異なります。
肌表面にダメージを与えて、乾燥や炎症を引き起こすのが紫外線B波です。ダメージから肌を守るために、シミの原因になるメラニンが作られます。
真皮にダメージを与えて、コラーゲンやエラスチン、繊維芽細胞などを破壊するのが紫外線A波です。肌のたるみやシワにつながります。
活性酸素による細胞のダメージ
呼吸で体内に取り込んだ酸素のうち、約2~3%が活性酸素に変化します。本来の役割は、体内に入り込んだ細菌やウイルスを撃退すること。
しかし、活性酸素が増えすぎると細胞が傷つき、乾燥やシワ、たるみなどを引き起こしたり、細胞をダメージから守るためにメラニンが生成されシミができたりします。
間違えたスキンケアによる肌の炎症
間違えたスキンケアによる肌をこする・ひっぱるなどの物理的な刺激は、摩擦ダメージや肌内部の炎症を引き起こしかねません。
摩擦で表皮が傷つけば角質層の構造が乱れて肌を乾燥させ、さらに真皮に影響を与えてハリ・弾力成分が失われます。さらに、肌の炎症は活性酸素の発生やメラニン生成につながることも。
スキンケアの基本をマスター!やり方のコツをおさえて美肌づくりを
はじめてのエイジングケアは何をするべき?
化粧品で肌の若々しさを守る基本は「水分」がカギ。うるおいがある肌はターンオーバーが整い、ツヤがあってふっくら、明るい印象の肌です。
くすみや乾燥小ジワ、初期のたるみ、出来はじめのシミはセルフケアで改善が期待できますよ。普段のスキンケアの保湿力をUPすることから、エイジングケアをはじめましょう。
「落とす」ケアは洗いすぎ・奪いすぎないアイテムにシフト
洗いすぎは、肌内部の保湿成分や皮脂を奪いすぎてしまいます。クレンジングや洗顔は、多かれ少なかれ肌のうるおいを奪う行為です。穏やかな洗浄成分がベースで保湿成分が配合されたアイテムを選びましょう。
肌質や肌状態、メイクの濃さに合わせた商品を使えばOKですが、クレンジングはおさえておきたいポイントがあります。
植物オイルや保湿成分配合、肌刺激になる成分不使用のアイテムを選ぶと〇
しっかりメイクの人は、ミルクやクリームタイプだとメイクとなじませるため肌を擦りやすく、摩擦が肌老化を引き起しかねない
摩擦ダメージを引き起こす拭き取りタイプのクレンジングは避ける
以上のことから、おすすめはオイルクレンジングで手早く落として、マイルドな洗い上りの洗顔料を使う方法です。「オイルタイプは肌によくない」とする美容家や専門家もいますが、保湿力にすぐれたクレンジングオイルでサッと落とすほうが肌の負担になりにくいですよ。
ナチュラルメイクなら、W洗顔不要のクレンジングもおすすめです。肌に触れる回数を減らし、洗いすぎが防げます。
「守る」ケアは保湿力を底上げ
エイジングサインが気になりだしたら、保湿力が高いアイテムでケアしましょう。
化粧水→乳液・クリームを基本に、肌の乾燥状態に合わせて美容液や美容オイルで保湿力を補うのがベターです。セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなど高保湿成分が配合されている商品を選ぶと良いでしょう。
徐々に「攻め」のエイジングケアも検討して
若々しい肌をキープするには、肌のうるおいを守るのが何より大切です。しかし、保湿の徹底だけでは肌内部の老化に抗いきれません。
「保湿ケアだけでは物足りない」と感じはじめたら、エイジングケアに特化した化粧品を検討すると良いでしょう。
エイジングケアは化粧品だけに頼らない
化粧品は外側から与えるケアなので、体の内側を老化に負けない状態に整えるのも大切です。
毎日、ぐっすり眠れていますか?睡眠中は、ターンオーバーを促す成長ホルモンが分泌される美肌タイムです。肌コンディションが悪いときほど早く寝るようにしましょう。
また、すこやかな体作りには、たんぱく質・脂質・糖質・ビタミン・ミネラルの5大栄養素がかかせません。「完璧に栄養バランスがとれた食事」は難しくても、バランスを意識することはできるはず。自分が何を口にしたかだけでも、気にするようにしましょう。
まとめ
初期のエイジングサインは「落とす」「守る」の見直しが大切です。合わせて、肌老化を促進する紫外線対策の徹底や、正しいスキンケア方法を身につけるのもかかせません。
化粧品によるセルフケアだけでなく、あらゆる角度からアプローチして若々しい印象の肌をキープしましょう。
商品画像
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ブランド | Product by Cure | Product by Cure | Product by Cure |
商品名 | ナチュラルアクアジェル | ホワイトクリアジェル | スペシャルパウダーソープ |
特徴 | 週2回の角質ケアで素肌つるん。 肌のお手入れで大切なことは、キレイに「落とす」こと。 |
待望の進化系『薬用』のホワイトクリアジェルは効果・効能が認められたWの有効成分配合 | Wの酵素が分解しWの泡成分が吸着、つるつるすべすべな肌に洗い上げる毛穴すっきり洗顔料 |
タイプ | 角質ケアジェル | 薬用角質ケアジェル | 洗顔料 |
内容量 | 250g | 200g | 0.6g×35包 |
販売価格 | 2,750円(税込) | 2,750円(税込) | 1,760円(税込) |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
商品画像
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ブランド | Product by Cure | Product by Cure | JITANNO |
商品名 | エクストラオイルクレンジング | モイストセラムローション | オールインワンモイストエマルジョン |
特徴 | 酵素が浮かせてオイルが取り去る、新感覚の保湿オイルクレンジング | 毛穴が気になる肌をひきしめ、ハリと潤いのある肌へ 2in1美容液・化粧水 | 洗顔後はこれ一本でメイク準備まで完了!べたつかないのに潤い続くオールイワンミルキーゲル |
タイプ | オイルクレンジング | 保湿美容液化粧水 | オールイワンミルキーゲル |
内容量 | 200ml | 180ml | 100g |
販売価格 | 2,200円(税込) | 2,750円(税込) | 2,970円(税込) |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
商品画像
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ブランド | JITANNO | ||
商品名 | オールクリアウォータリークレンジング | ||
特徴 | ウォーターベースなのにメイクも皮脂汚れもごっそり落ちる うるおいを奪わないクレンジングジェル | ||
タイプ | クレンジングジェル | ||
内容量 | 200ml | ||
販売価格 | 1,980円(税込) | ||
詳細を見る |
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