秋にさしかかると、厳しい暑さが去り、紫外線量も減るので肌状態が整いやすくなります。しかし、夏の紫外線ダメージなどによるシミやくすみ、乾燥などが表面化するのもこの頃。本格的に外気が乾燥する冬に肌がボロボロにならないように、秋のはじめに美肌レベルを底上げしておきましょう。
秋のはじめは夏ダメージが蓄積している
真夏よりも紫外線の量が減り、気温の変化で皮脂や汗の分泌も減少する秋のはじめは、肌トラブルを引き起こす要素が少ない時期…と油断するのはNGです。
油断どころか、夏の終わり頃から肌コンディションが低下気味と感じている方もいるはず…。肌のかたさ、くすみ、毛穴の開き、メイクのりの悪さなどのトラブルがあるなら、紫外線をはじめとする夏ダメージの影響かもしれません。
まず、夏の間に、肌がどんなダメージを受けていたか知っておきましょう。
紫外線量がピークになる7月〜8月
肌老化の最大の原因と言われる紫外線の量が、もっとも多くなるのが7〜8月です。紫外線と一口にいっても、3種類あるのをご存知ですか？
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紫外線A波（UVA）
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肌の奥にある真皮 | 肌にハリや弾力をもたらす成分が破壊され、シワやたるみを招く |
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| 紫外線B波（UVB） | 肌表面（表皮） | 肌に乾燥や炎症を引き起こす。乾燥小じわ、くすみ、シミを引き起こす。すこやかな肌を作るプロセス「ターンオーバー」が乱れる |
| 紫外線C波（UVC） | オゾン層に吸収され、地表には届かない | オゾン層に吸収され、地表には届かない |
海水浴やキャンプなど夏レジャーで紫外線をたっぷり浴びて、日焼けした方も多いことでしょう。火傷した状態になって肌が赤くなる日焼け「サンバーン」は、紫外線B波の影響で起こります。
肌が黒くなる日焼け「サンタン」は、紫外線A波・B波のダメージから肌を守るために、メラニンの生成が増えるのが原因。シミやくすみを引き起こすメラニンですが、本来は、外的刺激から肌を守る役割があるのです。
【秋の肌トラブルとの関係は？】
肌の細胞が新しく生まれ変わるターンオーバーのサイクルは、20代で約28日です。ちなみに、年齢を重ねるごとに、ターンオーバーの1サイクルは長くなります。
真夏に紫外線をたっぷり浴びた肌は、ターンオーバーが停滞。生まれ変わりの周期が乱れ、肌が生まれ変わらないために、秋に差し掛かった頃にトラブルが起きてしまうのです。
- 表皮の一番上「角層」の構造が乱れる→乾燥、弾力低下、小じわ
- 外的刺激から肌を守るバリア機能が低下する→肌荒れ、少しの刺激で肌がピリピリする
- 古い角質が蓄積→ごわつき、くすみ、シミ
暑さで皮脂や汗の量がUP
気温が上昇する夏は、皮脂や汗の分泌が増えます。それに伴うトラブルは以下の通りです。
①毛穴の黒ずみ
皮脂と古い角質が混ざると、角栓（白い塊）が発生。角栓は、空気や紫外線の影響で酸化して黒くなります。
②毛穴の開き
皮脂腺は毛穴とつながっています。分泌が増えた皮脂は、毛穴を押し広げるので開きが目立つように…。
③インナードライを招く
皮脂や汗が増えると、肌がうるおっていると錯覚しがち。夏の暑さもあり、さっぱり目のスキンケアを続けると、肌内部のうるおいが不足したインナードライ肌になる可能性大。
④汗あれ
汗に含まれる成分の刺激や、汗をふくときの摩擦で肌のバリア機能低下すると、肌荒れを招きます。
【秋の肌トラブルとの関係は？】
皮脂や汗のトラブルは、いずれもターンオーバーに悪影響を及ぼします。
乾燥や毛穴トラブル、肌荒れなどは、数日のケアで良くなるものではありません。本来は、ターンオーバーのプロセスの中で肌コンディションが整います。
ですが、夏ダメージの影響でターンオーバーが乱れているため、皮脂・汗による毛穴トラブルや肌荒れは秋に持ち越されてしまうのです。
冷房の使用
真夏を快適に過ごすのに必須の冷房。しかし、肌にとってはダメージ原因の1つです。
冷房は温度だけでなく、湿度も下げるのをご存知ですか？室内が乾燥しやすくなり、肌のうるおいが奪われます。また、冷房の風に直接当たるのも、肌表面の乾燥を招きます。
さらに、冷房で身体が冷えたり、屋外と室内の気温差で体のリズムが崩れたりすると、血液の流れが滞りがちに。すこやかな肌を作るのに必要な栄養が細胞に届かず、ターンオーバーが乱れます。
【秋の肌トラブルとの関係は？】
冷房で冷えた体の不調は、秋になって冷房をやめたらすぐに上向くものもではありません。紫外線、皮脂や汗のダメージ同様に、ターンオーバーの乱れによる肌トラブル、血行不良による肌のくすみを引き起こします。
秋のはじめの今、やるべきスキンケアは？
過ごしやすい気温で、紫外線量や皮脂・汗の分泌量が落ち着く秋のはじめは、美肌づくりのチャンスとも言える時期です。今やるべきケアをチェックしておきましょう。
ターンオーバーを整えるケアに徹する
秋のはじめの肌不調の原因の多くは、ターンオーバーの乱れによるもの。ターンオーバーを整えるためにも、スキンケアでは摩擦軽減＆保湿の強化を意識しましょう。
秋のはじめのスキンケアにぴったりなのが、高保湿なオールインワン化粧品です。セラミドやヒアルロン酸などの高保湿成分が配合されていると、肌のうるおいをしっかり守れますよ。
また、オールインワンはら1ステップケアOKなので、肌摩擦の軽減が可能です。ちなみに、夏に日焼けしてシミが気になると、美白ケア用の化粧水・美容液・乳液やクリームをライン使いしようと考える方もいるかも知れません。
ですが、複数の化粧品を塗る際に手と肌の間に起きる摩擦は、メラニンの合成を促す原因になります。また、本来、美白化粧品を使わなくても、ターンオーバーを整えると、古い角質と一緒にメラニンは排出されるんですよ。
肌を擦らないよう、じっくりゆっくりケアできるなら美白ケア化粧品のライン使いもOKですが、肌を擦ってしまいやすい方は、オールインワンを選ぶほうが無難です。
美肌づくりの基本は保湿にあり！3大保湿成分「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」について知ろう
古い角質ケアはマスト
夏ダメージをうけた肌には、メラニンを含んだ古い角質がたっぷり積み重なっています。不要な角質が蓄積しているので、化粧品の浸透が悪くなり、十分な効果を感じられません。
また、夏のダメージでたくさん作られたメラニンが居座った状態です。そのため、肌のくすみや、色素沈着が定着してシミになる可能性も。
だからこそ、秋のはじめのスキンケアでは古い角質ケアがかかせません。肌状態にあわせて、古い角質をおだやかに取り除く酵素配合の洗顔料やピーリングジェルなどを週1〜2回取り入れましょう。
まとめ
秋のはじめのスキンケアで、保湿と角質ケアをしっかりしておけば、夏の肌ダメージを冬まで持ち越さずにすみますよ。また、秋の後半からは外気の乾燥が厳しくなるので、今のうちにターンオーバーを整えて、冬ダメージに負けない肌を育くみましょう。
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商品画像
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| ブランド | Product by Cure | Product by Cure | Product by Cure |
| 商品名 | ナチュラルアクアジェル | ホワイトクリアジェル | スペシャルパウダーソープ |
| 特徴 | 週2回の角質ケアで素肌つるん。 肌のお手入れで大切なことは、キレイに「落とす」こと。 |
待望の進化系『薬用』のホワイトクリアジェルは効果・効能が認められたWの有効成分配合 | Wの酵素が分解しWの泡成分が吸着、つるつるすべすべな肌に洗い上げる毛穴すっきり洗顔料 |
| タイプ | 角質ケアジェル | 薬用角質ケアジェル | 洗顔料 |
| 内容量 | 250g | 200g | 0.6g×35包 |
| 販売価格 | 2,750円（税込） | 2,750円（税込） | 1,760円（税込） |
| 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
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商品画像
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| ブランド | Product by Cure | Product by Cure | JITANNO |
| 商品名 | エクストラオイルクレンジング | モイストセラムローション | オールインワンモイストエマルジョン |
| 特徴 | 酵素が浮かせてオイルが取り去る、新感覚の保湿オイルクレンジング | 毛穴が気になる肌をひきしめ、ハリと潤いのある肌へ 2in1美容液・化粧水 | 洗顔後はこれ一本でメイク準備まで完了！べたつかないのに潤い続くオールイワンミルキーゲル |
| タイプ | オイルクレンジング | 保湿美容液化粧水 | オールイワンミルキーゲル |
| 内容量 | 200ml | 180ml | 100g |
| 販売価格 | 2,200円（税込） | 2,750円（税込） | 2,970円（税込） |
| 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
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商品画像
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|---|---|---|---|
| ブランド | JITANNO | ||
| 商品名 | オールクリアウォータリークレンジング | ||
| 特徴 | ウォーターベースなのにメイクも皮脂汚れもごっそり落ちる うるおいを奪わないクレンジングジェル | ||
| タイプ | クレンジングジェル | ||
| 内容量 | 200ml | ||
| 販売価格 | 1,980円（税込） | ||
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