かかとを”魅せる”準備はOK?夏に向けてつるすべかかとを目指しましょう

2021.07.16 スキンケア
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素足を見せる機会が増える夏。どんなにおしゃれなサンダルを履いても、かかとがカチカチ&ガサガサでは台無しです!靴下で隠せばいいや…なんて思わずに、かかとを”魅せる”ためのケアをしましょう。個人差はありますが、早ければ1月程度でかかとのふっくら感が取り戻せますよ。

カチカチ・ガサガサの原因を知ろう

まず、かかとトラブルの原因を知っておきしょう。

乾燥によるターンオーバーの乱れ

スキンケアでおなじみのターンオーバー。細胞が新しく生まれ変わり、ふっくらやわらかな肌を作るプロセスです。ターンオーバーがスムーズだと、役目を終えた細胞は古い角質(垢)になって肌から剥がれ落ちます。すこやかでうるおいある肌が育まれ、触り心地はふっくら&なめらかです。

しかし、ターンオーバーが滞ると古い角質が肌に積み重なって、皮が剥けたガサガサかかとに。また、うるおいも失われて、表面が固くなってしまいます。

ターンオーバーが滞る原因は乾燥・加齢・生活習慣の乱れなどさまざまですが、かかとの場合、特に乾燥の影響が大!なぜなら、かかとには皮脂腺がないからです。

皮脂腺から分泌された皮脂は汗と混じり合って皮脂膜になり、肌内部のうるおいを守るヴェールのような役割をします。しかし、かかとは皮脂膜が作れません。したがって、体のなかでも特に乾燥しやすく、ターンオーバーが滞りがちなパーツなのです。

なお、加齢に伴いターンオーバーのサイクルは長くなります。さらに、加齢による細胞の衰えで、うるおい保持力も低下。年齢を重ねるごとにかかとトラブルが起こりやすくなります。

圧力や摩擦から守るため

皮ふには、衝撃などの外的刺激から体内を守る役割があります。

かかとの皮ふは…

  • 全体重を支えていて、座っている時以外は圧力がかる
  • 歩く・立つなどによる摩擦や衝撃を受ける
  • 靴下とこすれて摩擦を受ける

上記のように、さまざまな外的刺激にさらされています。皮ふは刺激が受けるほど厚くなるので、かかとが固くなってしまうのです。

かかとを刺激から守るやわらかな肌触りの靴下を履いたり、歩きやすい靴を選んだりと、かかとに圧力や摩擦がかからないよう工夫するのが大切です。

かかと水虫

かかと水虫になると、皮ふが剥ける、ガサガサする、かゆいなどのトラブルが出ます。かゆみ以外は乾燥と似ているので、見極めが難しい場合も。

かかとトラブルが長引くなら、皮膚科で相談しましょう。かかと水虫はセルフケアではなく、皮ふ科で治療するのが改善の近道です。

”魅せる”かかとを作るケアは?


大きく3つある原因のうち、セルフケアで対応できるのは「乾燥」です。なめらかなかかとになるためのケア方法を紹介します。

毎日の保湿はマスト

乾燥しやすいかかとは、保湿ケアがかかせません。うるおいを与え、内部の水分が逃げるのを防ぐのが大切です。

ちなみに、毎日の保湿を徹底すれば、基本的に他のケアは必要ありません。ただし、今までノーケアだった場合は、朝晩2回の保湿ケアを。個人差はありますが、1ヶ月程度で、かかとのやわらかさ・なめらかさを感じられるはずです。

なお、保湿ケアとは、水分と油分を適量補うことです。しかし、かかとに化粧水とクリームを塗るのは面倒と感じる方もいるかも知れません。本記事ではお手軽保湿ケアを紹介するので、参考にしてくださいね。

朝は高保湿なオールインワンで時短ケア

忙しい朝は、かかとのケアまでしていられない!なんて人も多いのではないでしょうか。水分と油分がバランスよく配合されたオールインワン化粧品(顔用でOK)なら、ワンステップでかかとの保湿が完了しますよ。

フェイスケアと一緒にかかとにもうるおいをチャージして、日中の外的刺激から守りましょう。

夜はお風呂上がりに油分をたっぷり

お風呂上がりはかかとケアのベストタイミング!かかとの皮膚が水分を含んだ状態なので、化粧水は必要ありません。水分を逃さないように、油性成分を多く含むクリームや油分100%の植物オイルを塗るだけでOKです。

植物オイルは、肌を柔らかく整えつつうるおいも守る「エモリエント効果」が期待できます。かちかちかかとケアに特におすすめです。

塗る量と塗り方

保湿剤は「こんなに!?」と感じるくらい、たっぷり塗るのを基本にしましょう。ベタベタするかもしれませんが、靴下との摩擦などで取れてしまうので多めに塗るのが○。

塗るときは、手のひらでかかとをやさしく包み込むようします。ゴシゴシ塗るのは、摩擦ダメージでかかとの皮ふが厚くなるのでNGです。

保湿剤は手のひらに出して、体温であたためてから使いましょう。保湿剤ののびや肌馴染みが良くなりますよ。

ケア後はどうする?

保湿ケアをしたら、靴下を履きましょう。靴下は、かかとを刺激から守るクッションになります。また、オイルやクリームのベタベタで床を汚さずにすみますよ。

夏は素足にサンダルという方も多いはず。ですが、常に素足だとかかとに摩擦ダメージを与えてしまいます。保湿ケア後だけでなく、家にいるときは靴下を履きましょう。

余裕があるときはひと手間かけてオイルパック

ふっくらかかとを目指すなら、オイルパックを取り入れるとベター。お風呂上がりの清潔なかかとに行ってください。

【やり方】

  1. ホットタオルを作る
  2. 肌当たりのやわらかなタオルを軽く濡らして、ラップでくるむ
  3. 500〜600Wのレンジで30秒〜1分程度加熱(タオルを触るときは火傷に注意)
  4. かかとに植物オイルをたっぷり塗り拡げる
  5. ホットタオルでかかとを包んで、冷めるまでおく
  6. タオルでオイルをやさしくふき取る

ひと手間かかりますが、パック後はふっくらした肌触りに。毎日の保湿ケアと合わせて、週1回程度続けてみてくださいね。

スペシャルケアで古い角質をオフ

今までノーケアで、剥けた皮が鋭く硬い、ひび割れだらけ…という場合は、スペシャルケアで古い角質を取り除きましょう。

頑固なカチカチやガサガサは、古い角質がたっぷり積み重なった状態です。ケアをしても、保湿・美容成分が肌に浸透しにくく、十分な効果を感じられません。

かかと専用のスペシャルケア商品を使ってもOKをですが、顔にも使えるピーリングジェルや酵素配合の石鹸ならフェイスケアもできて一石二鳥。しかも、顔用なので低刺激な商品が多く、かかとをやさしくケアできます。

【おすすめはコレ】
・ピーリングジェル
配合成分が古い角質と反応して、ポロポロしたカスになります。ジェルでマッサージするときは、こすり過ぎに注意しましょう。カスが出るのが楽しいからとこすり過ぎると、摩擦によってかかとが厚みを増してしまいます。

・酵素洗顔料
古い角質の主な成分はタンパク質です。かかとを洗うときに、タンパク質分解酵素配合の洗顔料を使うのも有用です。

かかとケアスタート時は、週2回程度のスペシャルケアを。保湿ケアを続けてトラブルが解消されてきたら、かかとの状態に合わせて取り入れましょう。

その他のかかとケア

かかとケアは保湿ケアだけでも十分ですが、かかと専用のケア商品について知っておきましょう。

商品 特徴 注意点
軽石・やすり 古い角質を削って取り除く ・こすりすぎ、力の入れすぎで、本来、肌に必要な健全な角質まで落とす可能性あり
フットスクラブ スクラブ入りのジェルやクリームでマッサージして、少しずつ角質を落とす ・ 効果を感じるのに時間がかかる

・こすりすぎるとスクラブの刺激でかかとの厚みが増す

フットピーリング 酸が配合された薬剤に足を浸した後、数日〜数週間後に古い角質が剥がれる ・刺激の強い薬剤を使うので、国民生活センターへのトラブル事例の報告多数。使わないのが無難
・使う場合は、使用方法を熟読すること

かかと専用の角質ケア商品は、摩擦や刺激が大きい場合があります。こすりすぎや使いすぎに注意する、使用方法に沿って正しく使うのが大切です。

まとめ

ふっくらした肌触りのなめらかなかかとを取り戻すには、地道に保湿ケアを続けるのが有用です。毎日のていねいなケアで、”魅せる”かかとを目指しましょう。ぜひ、美しいかかとで夏のおしゃれを楽しんでくださいね。

商品画像
ブランド Product by Cure Product by Cure Product by Cure
商品名 ナチュラルアクアジェル ホワイトクリアジェル スペシャルパウダーソープ
特徴 週2回の角質ケアで素肌つるん。
肌のお手入れで大切なことは、キレイに「落とす」こと。
待望の進化系『薬用』のホワイトクリアジェルは効果・効能が認められたWの有効成分配合 Wの酵素が分解しWの泡成分が吸着、つるつるすべすべな肌に洗い上げる毛穴すっきり洗顔料
タイプ 角質ケアジェル 薬用角質ケアジェル 洗顔料
内容量 250g 200g 0.6g×35包
販売価格 2,750円(税込) 2,750円(税込) 1,760円(税込)
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