美肌づくりの基本は「洗う」から!クレンジングと洗顔の正しいやり方をマスターしよう

2021.07.08 スキンケア
タグ

目次[閉じる]

クレンジングと洗顔はうるおいを奪う行為なので、どうしても肌にダメージを与えます。だからこそ、正しくケアしないと肌悩みがなくならないのです。クレンジングと洗顔の正しいやり方から、ワンランク上の美肌を目指すケアまで、きちんと理解しておきましょう。

【基本知識①】クレンジング

メイクの種類や肌質にあわせてクレンジングを使い分けていますか?クレンジングはタイプごとに特徴があります。種類と選び方をチェックしておきましょう。

オイルクレンジング

界面活性剤(洗浄成分)と油分(油性であるメイクを落とす)を多く含み、オフ力が高め。スピーディにメイクが落とせるのも魅力です。

【おすすめの人】

  • メイクが濃いめ
  • 手早くメイクを落としたい
  • クレンジングの肌摩擦を減らしたい

【ここに注意】
洗浄力が非常に高く、どんなメイクでもするんと落とせるのが魅力。しかし、肌が乾燥しやすい場合があるので、保湿成分が配合されたタイプを選ぶのがベター。

なお、オイルタイプはすすぎに「乳化」が必要です。

  1. クレンジングをメイクになじませる
  2. 手のひらに残ったクレンジングに水を数滴加えて、こすり合わせる
  3. 白く乳化したら手のひらで顔をおさえる

乳化を省略すると洗浄成分やメイク汚れが肌に残って、トラブルの原因になります。

ジェルタイプ

油系と水系の2種類があります。油系は油分を多く含み、オフ力は高め〜中程度です。

水系は界面活性剤の力でメイクを落とすので、オフ力は中程度。「W洗顔不要」や「マツエクOK」の商品が多い傾向にあります。

いずれも、ぷるっとしたテクスチャーで、肌摩擦を軽減できるのが魅力です。

【おすすめの人】

  • メイクが濃いめ(油系を選ぶ)
  • 乾燥肌(水系を選ぶ)
  • クレンジングの肌摩擦を減らしたい
  • マツエクしている
  • W洗顔不要で時短したい

【ここに注意】
ジェルにぷるんとした厚みがない商品は、肌摩擦軽減には不向きなので注意しましょう。

また、商品ごとにメイクを落とす力に差があります。ポイントメイクの落ちが悪いときは、専用リムーバーを使うのがおすすめです。

W洗顔不要タイプなら、疲れた日のスキンケアにピッタリ。メイクを落とさず眠ってしまう…も回避できますよ。

クリームタイプ

油分多め・界面活性剤少なめで、オフ力は中程度。油系成分によって肌のうるおいが守られやすいのが魅力です。

【おすすめの人】

  • ナチュラルメイクの人
  • 乾燥肌

【ここに注意】
メイクと馴染むまで時間がかかる商品が多い傾向にあります。そのため、肌のこすりすぎに注意が必要です。

また、クリームタイプは油分が多いので、すすぎにくいのが難点。洗顔後の肌のベタつきが気になる…という人もいるようです。

洗顔後、肌に残った油分を「うるおい」と感じるか、「べたつき」と感じるか好みが分かれるところ。ティッシュで軽く押さえてからすすぐなど、工夫が必要です。

ミルクタイプ

一般に「肌にやさしい」と言われますが、オフ力が低い・肌摩擦が増えるなどのデメリットも。W洗顔不要の商品が多く販売されています。

【おすすめの人】

  • 超ナチュラルメイクの人
  • W洗顔不要で肌のうるおいを守りたい

【ここに注意】
メイクと馴染むまで時間がかかるので、W洗顔不要であっても時短にならない場合があります。また、メイクが落ちないからと、肌をこすりすぎてしまうことも。

オフ力を考えると、メイクを楽しみたい女性には不向き。休日などのナチュラルメイクのときに使うと良いでしょう。

拭き取りタイプ

コットンに取り出して使うウォータークレンジング、クレンジング剤が染み込んだシートタイプなどがあります。

【おすすめの人】

  • 手早く&手軽にメイクを落としたい

【ここに注意】
たっぷり配合された界面活性剤と、拭き取りの摩擦によってメイクを落とすので、肌トラブルを起こしやすくなります。

摩擦ダメージが極めて高く、さまざまな肌トラブルにつながりかねません。可能な限り使用しないほうが良いでしょう。

クレンジングはどのタイプを選べば良い?

種類ごとに特徴があるクレンジングは、何を選べば良いか迷ってしまいますよね。

「メイクの濃さ」「肌のコンディション」「外気の乾燥レベル」などを考慮して、自分に合うクレンジングを見つけましょう。

ちなみに、メイクの落としやすさやうるおい保持を考えるなら、オイルとジェルの使い分けがおすすめ。

メイクが濃いめの日はオイルクレンジング、疲れが溜まっている日やナチュラルメイクの時はW洗顔不要のジェルクレンジングといった具合です。

どんなに肌に良い商品でも、イヤイヤ使うのではストレスが溜まってしまいます。
商品の使い心地や、洗った後の肌ざわりが好き商品を選ぶのが基本であることをお忘れなく。

【基本知識②】洗顔


洗顔には、ほこりやちり、汗など水性の汚れ、古い角質を落とす役割があります。洗顔料にもタイプがあるので、簡単にチェックしておきましょう。

タイプ 特徴 メモ
固形せっけん 低刺激。油分が少なく、洗顔後に突っ張りやすい 乾燥を感じるなら保湿成分配合のものを選ぶと○
フォーム 肌悩みやトラブルに合わせて、保湿・美容成分が配合されている 洗浄成分が多いと、うるおいが奪われやすい
容器から泡で出るので手軽 界面活性剤が多いタイプは、肌負担大
粉末 水に溶かすと活性が低下する酵素洗顔料に多い形状 湿気に弱いので、個包装タイプが便利

洗顔料は「〇〇タイプは低刺激」「△△タイプは乾燥しにくい」といった区別がしにくくなります。商品にどんな成分が配合されているかを見極めて、肌に合うものを選ぶのが大切です。

正しい洗い方をマスター

クレンジングと洗顔の正しいやり方を知っておきましょう。

クレンジング

肌をこすらないように注意して、手早く行います。すすぎまで1分程度が目安です。

  1. 適量を手のひらにとり、額・鼻にかけてのTゾーンにのせてメイクとなじませる
  2. 手のひらで頬・あごにかけてのUゾーンを押さえるようにクレンジングをのせる
  3. 指の腹を使って、目元や口元、小鼻などのパーツにもクレンジングをのばす
  4. オイルクレンジングは乳化させる
  5. 33〜35度のぬるま湯ですすぐ

洗顔

すすぎ終わりまで1分半程度が目安です。

  1. 33〜35度のぬるま湯で顔をぬらす
  2. 適量をとり、弾力のある泡ができるまで泡立てる
  3. 皮脂分泌が多いTゾーン⇒乾燥しやすいUゾーンの順に洗う
  4. 目元・口元などの細かいパーツを洗う
  5. 髪の生え際やこめかみなどのすすぎ残しに注意して、ぬるま湯ですすぐ

洗うときはここに注意

正しく洗っても、NG行為をしていたら美肌は遠のいてしまいます。注意点をチェックしておきましょう。

①熱いお湯で洗わない
湯温が高いと、肌のうるおい保持に必要な皮脂が洗い流されてしまいます。

②シャワーですすがない
強い水圧のシャワーを直接顔にあてると、角質がダメージを受けて乾燥や肌荒れの原因に。手にお湯をためてすすぎましょう。どうしてもシャワーを使うなら、水圧は弱くするのがベター。

③顔をふくときは柔らかいタオルで
顔をゴシゴシふくと肌が摩擦ダメージを受けるので、水滴をおさえるようにふき取ると○。

また、使い古したタオルは繊維が固くなってごわついているので、肌表面にダメージを与えかねません。タオルの状態にも気を配りましょう。

うっかりやっているNG行為はありませんか?どんなに品質の良いクレンジングや洗顔料を使っても台無しになってしまいますよ。

ワンランク上の肌を目指すなら

肌に磨きをかける応用編を紹介します。ワンランク上の美しい素肌を目指しましょう。

季節や肌の乾燥具合に合わせて洗浄力を変える

クレンジングや洗顔は、1年中同じ商品を使っていませんか?

外気の乾燥や気温の変化などの影響で、肌コンデションは変化します。肌の乾燥を強く感じるならW洗顔不要のジェルクレンジング、皮脂が多くメイクがベタベタになる夏はオイルクレンジングというように、季節や肌状態に適した商品を選びましょう。

肌の変化を見逃さないためにも、スキンケアをするときは鏡を見て肌状態をチェックしましょう。

角質ケアをする

季節の変わり目、皮脂分泌が増える夏、肌の乾燥がすすむ冬はとくに角質が溜まりやすい時期です。

古い角質は乾燥・毛穴の黒ずみ・くすみなどの原因の1つ。肌コンディションが低下したなと感じるなら、ピーリングジェルや酵素洗顔で古い角質を取り除きましょう。

外気の乾燥レベルや肌状態に合わせて、スペシャルケアを取り入れるのが美肌づくりに有用です。

まとめ

化粧水や乳液、クリームなど基本の保湿ケアだけでなく、美容液や美容オイルなど、一生懸命ケアをしているのに、肌状態が上向かない…。もしかしたら、クレンジングと洗顔のやり方が悪いのかもしれません。本記事を参考に、クレンジングと洗顔を見直してみてくださいね。

商品画像
ブランド Product by Cure Product by Cure Product by Cure
商品名 ナチュラルアクアジェル ホワイトクリアジェル スペシャルパウダーソープ
特徴 週2回の角質ケアで素肌つるん。
肌のお手入れで大切なことは、キレイに「落とす」こと。
待望の進化系『薬用』のホワイトクリアジェルは効果・効能が認められたWの有効成分配合 Wの酵素が分解しWの泡成分が吸着、つるつるすべすべな肌に洗い上げる毛穴すっきり洗顔料
タイプ 角質ケアジェル 薬用角質ケアジェル 洗顔料
内容量 250g 200g 0.6g×35包
販売価格 2,750円(税込) 2,750円(税込) 1,760円(税込)
詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る
商品画像
ブランド Product by Cure Product by Cure JITANNO
商品名 エクストラオイルクレンジング モイストセラムローション オールインワンモイストエマルジョン
特徴 酵素が浮かせてオイルが取り去る、新感覚の保湿オイルクレンジング 毛穴が気になる肌をひきしめ、ハリと潤いのある肌へ 2in1美容液・化粧水 洗顔後はこれ一本でメイク準備まで完了!べたつかないのに潤い続くオールイワンミルキーゲル
タイプ オイルクレンジング 保湿美容液化粧水 オールイワンミルキーゲル
内容量 200ml 180ml 100g
販売価格 2,200円(税込) 2,750円(税込) 2,970円(税込)
詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る
商品画像
ブランド JITANNO
商品名 オールクリアウォータリークレンジング
特徴 ウォーターベースなのにメイクも皮脂汚れもごっそり落ちる うるおいを奪わないクレンジングジェル
タイプ クレンジングジェル
内容量 200ml
販売価格 1,980円(税込)
詳細を見る