汗をたくさんかく夏は、肌のぶつぶつやかゆみ、ピリピリした痛みなどに悩まされる方も多いのでないでしょうか?あせもや汗あれは予防が肝心です。太陽の季節を思い切り楽しむために、対策を知っておきましょう。あわせて、あせもや汗あれになった場合のスキンケアもチェック!
夏の肌トラブル①あせも
一口にあせもといっても、いくつか種類があるのをご存知でしたか?まず、あせもの症状を知っておきましょう。
①赤いあせも「紅色汗疹(こうしょくかんしん)」
一般的なあせもは、紅色汗疹である場合がほとんどです。赤みとかゆみをがある小さなブツブツができ、汗をかいたときに痛みを伴うことがあります。
②白いあせも「水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)」
小さな水ぶくれ(透明な水疱)ができるあせもで、かゆみはありません。特にケアしなくても、数日立つと自然におさまります。
③深在性汗疹(しんざいせいかんしん)」
熱帯地方などの高温多湿の環境でできるあせもなので、日本ではなりにくいと言われています。赤みやかゆみはありません。
④膿疱性汗疹(のうほうせいかんしん)
細菌感染したあせもに膿ができます。抗生物質が入った塗り薬や飲み薬での治療が必要です。
あせもができる原因
ここでは、一般的な赤いあせもと白いあせもができる原因をチェックしていきましょう。
あせもにならないためにしたいこと
あせもにならないためには、汗を肌につけたままにしないのが大切です。
汗が出にくい環境を整える
室内にいるなら、窓を開けて風通しを良くします。気温が高い日は、エアコンで快適な室温になるよう調整しましょう。衣類は、通気性が良いものを身につけると○。
汗はこまめにふき取る
やわらかなタオルを肌にトントンとあてて、汗を吸い取るようにふきます。ゴシゴシふき取るのは、肌荒れやあせも、汗あれの原因になりかねません。
汗をたくさんかいたとき
シャワーを浴びたり、着替えたりするほうがあせも予防に有用です。なお、汗の拭き取り&シャワー後は、肌を保湿をしておきましょう。
拭き取りやシャワー後は、肌のうるおいが奪われます。肌が乾燥すると紫外線・空気中の汚れ・汗などの外的刺激から肌を守る「バリア機能」が低下。あせもになりやすくなります。
あせもができてしまったときは
清潔を心がけても、あせもができてしまったときのケアを紹介します。
予防同様に、肌の清潔さはキープを。白いあせもは放っておいても治るので、汗を肌に残さない・新しいあせもを作らないのが大切です。
赤いあせもは、少しなら清潔さと肌のバリア機能を高める=保湿ケアで対応しましょう。あわせて、以下のポイントに注意してください。
かゆみがあっても絶対にかかない
肌の炎症がひどくならないように工夫を→入浴時は低刺激なボディーソープや石鹸を使う、肌触りの良い衣類を身につける
赤いあせもがたくさんできてしまったときや、かゆみがひどい場合は、市販の塗り薬を使う・皮膚科で相談するなどして、はやめに処置しましょう。たかがあせもと思っていると、炎症が悪化して細菌感染する可能性もあります。
夏の肌トラブル②汗あれ
夏、肌がピリピリと痛い・かゆい、汗をかくとしみる…そんな場合は汗あれの可能性があります。汗あれの原因や対策を知っておきましょう。
汗あれする原因
汗あれは、汗に含まれる塩分やアンモニアが刺激になったり、汗でふやけた皮ふが衣類と摩擦を起こしたりして、肌が炎症を起こした状態です。
そもそもの原因はバリア機能の低下にあります。バリア機能の低下に大きな影響を及ぼすのが、肌の乾燥です。
汗や皮脂の分泌が増える夏は肌表面がしっとりしているので、乾燥を感じない人も多いかもしれません。しかし、強い紫外線は肌表面を乾燥させます。また、冷房の風が直接肌にあたる・体が冷える、汗や皮脂をふき取るなどによって、肌内部は乾燥状態に。
すると、バリア機能が低下して、少しの刺激であってもピリピリした痛みを感じやすくなってしまうのです。
汗あれしないためにしたいこと
汗あれしないためには、あせもと同様に肌を清潔に保ちましょう。ただし、清潔にしようするあまり、1日に何度も洗浄剤で顔や体を洗うのはNG。
洗い過ぎによって肌の保湿に欠かせない皮脂が奪われて、乾燥によるバリア機能低下を招きかねません。顔は1日2回、体は1日1回を目安に、穏やかな洗浄力のアミノ酸系洗浄剤や石鹸で洗いましょう。
日中汗をたっぷりかいた場合は、タオルでふき取る・着替える・洗浄剤は使わずシャワーだけ浴びるのがベターです。肌を清潔にした後は、保湿ケアで肌のうるおいを守り、バリア機能を整えましょう。
また、紫外線は肌の乾燥や炎症の原因になるので、対策をお忘れなく。紫外線や汗のダメージを受けたデリケートな肌には、低刺激な日焼け止めがおすすめです。もし、肌が弱っていて日焼け止めをつけるのもつらいなら、アームウォーマーやカーティガン、日傘、帽子を活用しましょう。
汗あれしたときは
清潔さキープと保湿ケアでバリア機能が整うのを待ちましょう。
なお、普段は問題なく使っている化粧品であっても、ピリピリとした刺激を感じる場合があります。高機能美容液(美白美容液やエイジングケア用美容液など)はお休みするのがベター。肌摩擦の軽減を心がけて、シンプルなスキンケアに切り替えましょう。
症状がつらいときは、バリア機能改善用の市販薬を検討するも一つの手です。ただし、使用前に必ず薬剤師に相談してください。
夏の肌トラブルにおすすめの保湿アイテムは?
すこやかな肌を育むのが夏の肌トラブルに負けないカギ。また、肌トラブルが起きたときは、ていねいな保湿ケアでバリア機能を高めるのが大切です。
紫外線や汗、冷房、室内と屋外の気温差など、夏は肌コンディションが低下する要素がたくさんあります。デリケートになりやすい夏の肌がトラブルを起こさないためには、低刺激&高保湿な化粧品を選ぶのが大前提。
さらに、肌に刺激になりやすい成分フリー、伸びがよく摩擦を起こしにくい化粧品だとGOODです。また、デリケートな肌のバリア機能を守るために、スキンケアで可能な限り肌に触れなようにしたいもの。
これらの条件を考えると、水分と油分がバランスよく補える低刺激なオールインワン化粧品がおすすめです。また、お風呂上がりで皮ふがしめっている時なら、ボディケアは油分でうるおいが逃げるのを防ぐだけでもOK。植物由来100%のオイルなら、うるおいを守りつつ肌を柔らかく整えてくれますよ。
まとめ
夏の肌トラブルの代表格であるあせもと汗あれ。症状がひどい・長引くなら必ず皮膚科を受診してください。放置すると、他の肌トラブルを招く可能性があります。とはいえ、まずは「清潔にする・うるおいを守る・肌摩擦を起こさない」を意識しましょう。トラブル知らずのすこやか肌を育くめば、夏を思い切り楽しめますよ。
商品画像
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ブランド | Product by Cure | Product by Cure | Product by Cure |
商品名 | ナチュラルアクアジェル | ホワイトクリアジェル | スペシャルパウダーソープ |
特徴 | 週2回の角質ケアで素肌つるん。 肌のお手入れで大切なことは、キレイに「落とす」こと。 |
待望の進化系『薬用』のホワイトクリアジェルは効果・効能が認められたWの有効成分配合 | Wの酵素が分解しWの泡成分が吸着、つるつるすべすべな肌に洗い上げる毛穴すっきり洗顔料 |
タイプ | 角質ケアジェル | 薬用角質ケアジェル | 洗顔料 |
内容量 | 250g | 200g | 0.6g×35包 |
販売価格 | 2,750円(税込) | 2,750円(税込) | 1,760円(税込) |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
商品画像
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ブランド | Product by Cure | Product by Cure | JITANNO |
商品名 | エクストラオイルクレンジング | モイストセラムローション | オールインワンモイストエマルジョン |
特徴 | 酵素が浮かせてオイルが取り去る、新感覚の保湿オイルクレンジング | 毛穴が気になる肌をひきしめ、ハリと潤いのある肌へ 2in1美容液・化粧水 | 洗顔後はこれ一本でメイク準備まで完了!べたつかないのに潤い続くオールイワンミルキーゲル |
タイプ | オイルクレンジング | 保湿美容液化粧水 | オールイワンミルキーゲル |
内容量 | 200ml | 180ml | 100g |
販売価格 | 2,200円(税込) | 2,750円(税込) | 2,970円(税込) |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
商品画像
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ブランド | JITANNO | ||
商品名 | オールクリアウォータリークレンジング | ||
特徴 | ウォーターベースなのにメイクも皮脂汚れもごっそり落ちる うるおいを奪わないクレンジングジェル | ||
タイプ | クレンジングジェル | ||
内容量 | 200ml | ||
販売価格 | 1,980円(税込) | ||
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