落とす・うるおす・与える:育む・守るといった役割がある基礎化粧品。化粧水やブースター、パック、美容液、乳液など、種類が多くて使う順番がわからないという方も多いのではないでしょうか。順番を間違えると、次に使う化粧品に含まれる美容成分の浸透を妨げることもあります。スキンケアの正しい順番を理解して、理想の肌を目指しましょう。
スキンケアアイテムの種類を知ろう
基礎化粧品がどれくらいあるかご存知ですか?まず、役割と種類をチェックしておきましょう。
種類 | 汚れを落とす |
洗顔料 | |
クレンジング | |
ポイントメイクリムーバー | |
ピーリング/パック | |
化粧水 | 肌を整える |
ブースター/導入美容液 | |
シートマスク(パック) | |
シートマスク(パック) | 栄養を与える・育む |
美容液 | |
乳液 | 油分を与える・うるおいを守る |
クリーム | |
美容オイル | |
日焼け止め | 肌を守る |
上記のほかに、「整える・育む・うるおいを守る」とマルチに活躍するオールインワンジェル、目元ケアに特化したアイクリームや目元美容液、まつげ美容液などがあります。
表内では種類や役割を簡単に紹介しましたが、肌質別・悩み別など多数の商品が存在。特に美容液は、悩み別で複数使いする方も増えています。さらに、近年は導入美容液もブームになっており、基礎化粧品の使う順番を迷う方も増えているのではないでしょうか。
スキンケアの基本の順番は?
シンプルケアで美容液などを使わない方は、クレンジング・洗顔⇒化粧水⇒乳液(クリーム)の順番でOK。ただし、シンプルであっても「肌を清潔にする」「うるおいを守る」の2つのケアは基本の「き」です。
キメの整ったふっくら美肌を手に入れるためにさまざまなアイテムを使っている方は、手順をきちんと確認しておきましょう。なお、朝と夜のケアは大きな違いはありませんが、落とす・守るケアが異なります。
【順番①】落とすケア~クレンジング・洗顔
メイクをした日の夜のケアは、クレンジングからスタート。ウォータープルーフのアイメイクやリップティント、落としにくい口紅はポイントメイクリムーバーを最初に使っておくと、スムーズにクレンジングできますよ。
クレンジングでメイク汚れをオフしたら、皮脂や埃などを落とすために洗顔します。W洗顔不要のクレンジングを使っている方は、洗顔は省いてOKです。
朝は洗顔からスタートし、寝ている間に付着した埃、皮脂や汗、前の日のスキンケアアイテムの酸化汚れなどを落としましょう。
ぬるま湯のみで洗顔する美容法もありますが、汚れを落とすために洗顔料を使うのがベターです。
【順番②】肌を整えるケア~導入美容液・ブースターオイル・化粧水
スキンケアは水分が多いもの⇒油分が多いものの順に使うのが基本です。したがって、化粧水が一番はじめで、そのあとに美容液、乳液と続きます。洗顔後の肌はとても無防備なので、化粧水を使うタイミングは洗顔後すぐがおすすめ。遅くても10~15分以内にはケアをスタートしましょう。
ちなみに、化粧水は「肌にうるおいを与える」ではなく、肌をほぐして土台を整え、次に使うアイテムの浸透を助けるアイテムです。しかし、外的ダメージなどなんらかの原因によってターンオーバーが乱れると角質が厚くなります。また、年齢を重ねると肌がかたくごわつきやすい状態に。
そんなときは、化粧水だけでなく、導入美容液やブースターオイル、ふき取り化粧水をプラスしても良いでしょう。なお、本来、美容液やオイルは化粧水のあとですが、導入アイテムの場合は洗顔後に使います。
【順番③】栄養を与え肌を育むケア~美容液
美容液を使うタイミングは、豊富に含まれる保湿成分や美容成分が浸透しやすい時=化粧水で肌を整えたあとです。ただし、化粧水のあとに必ず美容液を使う必要はなく、肌状態や悩みに合わせて取り入れるのがベター。
みずみずしいタイプ、乳液のようにとろっとしたものまでテクスチャはさまざまですが、複数の美容液を使うときは、水っぽい美容液⇒油分が多い美容液の順番で使いましょう。
【順番④】油分を与えうるおいを守るケア~乳液・クリーム・美容オイル
水っぽいテクスチャー⇒油分が多いタイプに使うのが基本なので、乳液⇒クリーム・美容オイルの順番で使います。
なお、乳液とクリームの両方を必ず使う必要はなく、肌質に合わせてアイテムを選びましょう。例えば、脂性肌なら乳液のみ、乾燥肌なら乳液と乾燥しやすい部分にクリーム、またはクリームのみなどといった具合です。
【順番⑤】守るケア~日焼け止め
保湿ケアまで終わったら、朝は日焼け止めやUVカット効果がある化粧下地を塗りましょう。紫外線は、肌老化のおよそ8割の原因になると言われており、乾燥・肌荒れ・シミ・たるみ・しわなどを引き起こします。
せっかくスキンケアの順番を守ってケアしても、紫外線から肌をガードしないと台無しになりかねません。
順番を理解したら、正しい方法でスキンケアを。下記の記事で、基本のやり方やコツ、注意点を紹介しているのでチェックしておきましょう。
※「記事テーマ:スキンケアのやり方について」へリンク
オールインワンアイテムの場合
化粧水・美容液・乳液・クリーム・化粧下地など、1つでマルチに活躍するオールインワンアイテム。基本は洗顔後の清潔な肌に塗って終わりです。
ですが、美容液など他のアイテムをプラスする場合は、テクスチャを比較して水分が多い方を先に使います。
スペシャルケアを取り入れるタイミングは?
ピーリング、シートマスク、パック、アイクリームなどのスキンケアでの順番を確認しておきましょう。
ピーリングジェル…洗顔の後に使う。商品によっては洗い流す必要がある
パック(洗い流すタイプ)…洗顔前・後のいずれか。使う順番は商品によって異なる
シートマスク(シートパック)…化粧水の後。化粧水の役割があるパックなら使う順番は洗顔後すぐ
アイクリーム、目元美容液…手持ちの美容液やクリームなどのテクスチャと比較して、油分が多いものが後になるように
難易度高め?美容オイルのスキンケアの順番
「ブースターオイルは化粧水前」「美容オイルは美容液後」と紹介しましたが、オイルはブースター、美容液、保湿アイテムと幅広く使えます。
「スキンケアでオイルを使うのはいつ?」と悩む方も多いかもしれませんが、基本は好きなタイミングで使ってOKです。どんな目的かによって、使うタイミングを決めましょう。
【使用例】
- クレンジング後にオイルパックとして
- ブースターとして肌をやわらげる
- 美容液がわりに数滴使う
- スキンケアの最後に保湿アイテムとして
- 保湿力が足りないときに、乳液やクリームに混ぜる
まとめ
スキンケアの手順・順番は理解できましたか?スキンケアは正しく使い続けることで効果を感じられるもの。せっかく質が高くて使い心地が良い商品を購入しても、使うタイミングを間違えては、思うような結果を出せません。
ぜひ基本をマスターして、理想の肌を目指してくださいね。
商品画像
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ブランド | Product by Cure | Product by Cure | Product by Cure |
商品名 | ナチュラルアクアジェル | ホワイトクリアジェル | スペシャルパウダーソープ |
特徴 | 週2回の角質ケアで素肌つるん。 肌のお手入れで大切なことは、キレイに「落とす」こと。 |
待望の進化系『薬用』のホワイトクリアジェルは効果・効能が認められたWの有効成分配合 | Wの酵素が分解しWの泡成分が吸着、つるつるすべすべな肌に洗い上げる毛穴すっきり洗顔料 |
タイプ | 角質ケアジェル | 薬用角質ケアジェル | 洗顔料 |
内容量 | 250g | 200g | 0.6g×35包 |
販売価格 | 2,750円(税込) | 2,750円(税込) | 1,760円(税込) |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
商品画像
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ブランド | Product by Cure | Product by Cure | JITANNO |
商品名 | エクストラオイルクレンジング | モイストセラムローション | オールインワンモイストエマルジョン |
特徴 | 酵素が浮かせてオイルが取り去る、新感覚の保湿オイルクレンジング | 毛穴が気になる肌をひきしめ、ハリと潤いのある肌へ 2in1美容液・化粧水 | 洗顔後はこれ一本でメイク準備まで完了!べたつかないのに潤い続くオールイワンミルキーゲル |
タイプ | オイルクレンジング | 保湿美容液化粧水 | オールイワンミルキーゲル |
内容量 | 200ml | 180ml | 100g |
販売価格 | 2,200円(税込) | 2,750円(税込) | 2,970円(税込) |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
商品画像
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ブランド | JITANNO | ||
商品名 | オールクリアウォータリークレンジング | ||
特徴 | ウォーターベースなのにメイクも皮脂汚れもごっそり落ちる うるおいを奪わないクレンジングジェル | ||
タイプ | クレンジングジェル | ||
内容量 | 200ml | ||
販売価格 | 1,980円(税込) | ||
詳細を見る |
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