こんなことで!?意外と知らない「日常生活で髪が傷む原因」

2021.05.31 ヘアケア
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できるだけダメージを避けよう!…と思ってはいても、いつのまにか傷んでしまう髪の毛。
なんとなく髪に悪そうなことは想像できますが、具体的にどうすればダメージになるのか、正確に知っている方は少ないようです。
このコラムでは、毎日過ごす中で髪にダメージを与える具体的なシチュエーションや行動を解説致します。
ヘアケア方法や行動パターンを改めて見直してみましょう。

髪が傷む原因は摩擦と乾燥

髪が傷む大きな原因は、摩擦と乾燥です。
多くの方がご存じのこの原因ですが、実際に防げるかというと難しいもの。
髪はあっというまに傷んでしまいますし、例えカラーやパーマなどを一切していなくてもダメージが蓄積していきます。

思った以上に簡単に髪は傷む

結論から言えば、髪にまったくダメージがない状態を保つのは不可能です。
摩擦や乾燥というとゴシゴシこすったり炎天下で帽子もなく過ごすイメージかもしれませんが、髪は思った以上に簡単に傷んでしまいます。

例えば寝ているときの枕との摩擦や、ロングヘアを結わずにそのまま過ごすだけでもダメージになるのです。
美容院でカットするだけでも必ずダメージが起きますから、ノーダメージのまま髪を伸ばすのは現実的ではありません。
だからこそ、できる限りの対策をすることが大切になります。

日常生活で一番傷むシーンはどこ?

それでは、髪に関わる日常的な行為の中で、最も傷むシーンはどこでしょう。
それはシャンプーとブラッシングになります。
乾燥に関してはドライヤーやアイロンなど後ほど解説致しますが、最もダメージの大きいシーンは髪を濡らして摩擦するシャンプーと、機械的に引っ張るブラッシングです。

シャンプーは髪が抜ける最大の原因とされています。
髪は濡れると少し膨らむ性質があり、さらに指通りも悪くなって摩擦が避けられません。
表面のキューティクルもはがれやすくなるので、シャンプーを優しく行わないとあっという間に傷んでしまいます。

ブラッシングは髪を軽く引っ張る状態になりますし、多くの方が根本からとかすため、毛先に行くほど摩擦力が上がって枝毛や切れ毛の原因になります。
静電気やホコリなど髪に引っかかる原因があるとますます毛先が傷むことに…。
どちらも毎日行うことですから、ここを見直すのがヘアケアの基本となります。

こんな時にヘアダメージが!具体的な髪を傷めるシチュエーション


シャンプーとブラッシング以外にも、ヘアダメージが起きる具体的なシチュエーションをまとめてみました。
知らず知らずのうちにダメージが髪に蓄積しているかもしれませんよ!

ドライヤーとヘアアイロン

多くの方が納得するヘアダメージの原因、ドライヤー。
濡れた繊細な状態の髪に温風を当て、指やブラシなどを髪に通すとあって、ドライヤーは摩擦と乾燥の両方が一度に起こります。
さらに、髪は濡れた状態に温風を当てると温度が急上昇しやすく、最悪の場合たんぱく質の変質が起きることも!
ドライヤーは髪を乾かすほか、ヘアセットに使う方も多い道具。
その都度髪が傷むということを覚えておきましょう。

高温で髪をセットするヘアアイロンも、もちろん髪が傷みます。
ドライヤー、アイロンともに想像以上に髪が傷むため、ダメージ軽減には意識的な工夫が必要です。

乾かさない、半乾きで寝る

髪を乾かさないまま寝るのは、髪表面に大きなダメージを与えるという研究結果が出ています。
自然乾燥派の人も、完全に乾くまで寝具に横になってはいけません。
濡れてキューティクルがもろくなった状態の髪のまま寝ると、寝がえりのたびに寝具と髪に強い摩擦が起こります。
例えショートヘアでも、乾かさないまま寝てしまっては深刻なダメージに!
半乾きの状態も髪がもつれるので絶対にやめましょう。

ロングヘアをそのままで寝る

例え乾いていても気を付けたいのがロングヘアの場合です。
寝ている間に体の下敷きになり、寝具との摩擦は避けられません。
髪質によってはひどい寝ぐせがつき、それを直すためにドライヤーやブラッシングの回数が増えてしまいます。
髪がもつれたり静電気が起きたりしますので、セミロング以上の方はなんらかの対策が必要です。

屋外レジャー

日々の通勤以上に深刻なダメージがあるのが、紫外線を浴びる屋外レジャーです。
特に海水浴やプールなど、髪が濡れた状態で日差しを浴びるのが最もダメージが大きいでしょう。
濡れた髪の摩擦はもちろんですが、紫外線によるダメージは、乾いた髪より濡れた髪の方が大きくなります。
プールの塩素による化学ダメージも見過ごせません。

これで対策!ダメージ軽減の対策とトリートメント

ダメージを与えるシチュエーションが分かったところで、少しでもそれを軽減する対策を実行しましょう。
気を付けて行動することで減らせるダメージもありますし、積極的にトリートメントでケアする方法もあります。

シャンプーの前にできること

髪の大まかな汚れを落とし、摩擦を少なくするためにブラッシングをします。
後述する髪に優しいブラッシング方法を参考にしてください。
お風呂の前は目の粗いクシやブラシを用意して、無理な力をかけないように髪のもつれを取りましょう。
また、軽く髪を濡らしたらコンディショナーを塗布して指通りをよくするのもひとつの手です。

特にワックスやヘアスプレーを使っている方は、ブラッシング段階で無理をせず、お風呂場でコンディショナーをつけてから指で優しく髪をほぐしましょう。
シャンプー前とはいえコンディショナーをつけることで、そのあとのシャンプーがぐっとしやすくなりますので、ぜひ試してみて下さいね。

ブラッシング方法や素材を見直す

ブラッシングはダメージの大きな原因ですが、工夫次第ではダメージを軽減することもできる強い味方です。
正しいブラッシング方法は髪の根本ではなく毛先からかけること。
毛先、中間部分、最後に根本からとかすことで、毛先へのダメージを最小限に抑えられます。
また、急いでクシを通そうとせずにゆっくり行って下さい。
こういったブラッシング方法は、頭ではわかっていてもついつい勢いよく根本からとかしがちです。
特にシャンプー前のブラッシングでは、必ず髪に優しい方法で行うようにしてください。

静電気が起きにくい素材や、獣毛ブラシのような髪に優しい素材を選ぶのもひとつの手です。
髪のもつれをとるには目の粗いクシ、ツヤだしには柔らかな獣毛ブラシ…と使い分けるのが最適。

何本もそろえる必要はありませんが、目的別に2~3本そろえてみるのもいいでしょう。

髪をまとめる、ナイトキャップをかぶる

ロングヘアの場合、髪のもつれを抑えるために寝る前は髪を軽くまとめるか、ナイトキャップをかぶるのがおすすめです。
寝る際に邪魔にならないよう低い位置でまとめるか、ゆるい三つ編みにするといいでしょう。
もしナイトキャップをかぶるなら、アウトバストリートメントをつけると浸透力が高まるので一石二鳥です。

傷む行為の前にトリートメントを活用

ブラッシング、ヘアセットの前に摩擦を避けるためにトリートメントを使うのもおすすめです。
特にシリコン成分が配合されたもの、オイル系のトリートメントが摩擦を軽減してくれます。
屋外レジャーなど紫外線が避けられないときは、当日の前後に念入りにトリートメントでケアするようにしてください。

まとめ

想像以上にすぐ傷んでしまう髪の毛。
特別意識しなくても、ごく普通の日常生活でもダメージが蓄積していきます。
寝る前のまとめ髪やブラシの材質など、改善できることは積極的にしてみましょう。
さらにトリートメントなどで補うケアをすれば対策は万全!
ダメージを軽減する工夫で健やかな美髪を目指してくださいね。

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