きれいな髪を育てる食べ物って?食生活でもヘアケアをしよう!

2021.06.07 ヘアケア
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健康的な体のためには、生活習慣が大切!…と分かってはいても、忙しい毎日では睡眠や運動が不足しがちです。
もちろん美髪にも規則正しい生活が有効ですが、中でも注目していただきたいのは食生活。
1日3回、毎日食べる食事を見直すことは、髪と体に大きな影響を与えます。
食生活を変えることはなかなか難しいものですが、きれいな髪を育てるためにも、改めて食事内容を意識してみましょう。

髪は体の健康状態を反映する鏡

体の健康状態は目の下のクマやお肌の状態など目に見える部分でも確認できます。
でも、実は健康状態がいちばん反映されるのは髪の毛!
パサつきやくすみなどの目に見えるレベルはもちろん、目で見えない部分でも髪には体の状態が直接反映されています。

髪と爪を見ると栄養状態が分かる

医学的に体の状態を判断する場合、指標となるのが髪と爪。
特に髪は何か月、場合によっては何年分もの体の状態が蓄積されているのです。
健康的な髪はたんぱく質がしっかり詰まっており、何層もの構造で守られていますが、栄養状態が悪いと「スカスカ」になります。
また、髪は一番初めに生えた状態以上に質が良くなることはありません。
このため、生え始めのタイミングで食事内容に問題があると、その部分の髪はずっと元気がない状態のまま伸びていくことになります。
目に見えない部分ですが、髪に含まれるビタミンやミネラルなどを調べることで体の健康状態をさかのぼって推測できます。

キューティクルは食事によって変化

化学分析のような目に見えない測定はもちろん、見た目に関係するところも食事内容が反映されます。
特にキューティクルは食事内容によって状態が変化するという研究結果が報告されています。
髪のコンディションは日々の飲食で確実に左右されるのです。
髪の表面にあって髪を保護するキューティクルは、層構造できれいなうろこ状であるのが理想的。
ところが「髪に悪い食事」を続けると、層が薄くなる・穴が開く・縦にひびが入る・黒点が出る・うろこ状の欠損などさまざまな異常が現れやすくなります。
髪はシャンプーやブラッシングでもダメージを受けるので、日常生活でキューティクルがノーダメージでいることは不可能でしょう。
ただし、もともとのキューティクルが健康であればある程度は防御できるダメージも、異常があるキューティクルでは髪の中にダメージが直結。
食生活の見直しは長い目でみるとヘアケアに大変重要なことなのです。

こんなに違う!髪にいい食事とダメージが蓄積する食事


キューティクルに異常があると、枝毛や切れ毛のほか、髪のくすみやうねりなども現れます。
特に一度伸びた髪は切るまで状態が変わりませんから、毛先に行くほどダメージが蓄積。
食事によって最初に生えてくる髪の状態を良くしておかないと、美しいロングヘアは難しくなります。

髪を育てる、血流を改善する食事

髪にいい食事とは大きく2つ。
髪を構成するたんぱく質など「髪のもとになる成分」を含んだ食事、そして地肌の状態を整える「血流をよくする」食事になります。
最近の食生活では主菜に肉を多く摂る傾向にあるため、たんぱく質は足りている場合がほとんど。
この場合、後述しますがたんぱく質の性質や摂り方が大切です。
また、頭皮の状態を整えるためには血流改善が最大のポイントです。
末端で刺激の少ない頭皮ですが、地肌の血行不良は髪が生えにくくなったり、髪の状態が悪くなってしまいます。
キューティクルが健康な人は良質なたんぱく質、カルシウム、鉄、食物繊維、ビタミンKなどを多く摂っている傾向にあり、それもバランスよく摂取する必要があります。

こんな食事には要注意!髪に悪い食事

例えば髪にいいとされる成分をたくさん含んだ食事でも、極端にそればかり食べるのはおすすめできません。
髪、そして体全体のためにはバランスのいい食事であることが大前提です。
そのうえで、なるべく避けた方がいい成分があります。
特に注意したいのが総エネルギー・コレステロール・脂質などが高い食事です。
これらは血管を詰まりやすくして全身の血行状態が悪くなるので、頭皮も血行不良になってしまいます。
たまに食べるなら問題ありませんが、毎日脂っこいものを食べる食習慣は改めた方がいいでしょう。

髪にいいたんぱく質は植物性

たんぱく質が髪にいいことは確かなのですが、髪にとってはなるべく植物性であることがポイントです。
動物性たんぱく質は脂質も多い場合があり、結果的に血行不良を起こしてしまうからです。
また、たんぱく質以外の栄養素も植物性の方が効率よく含まれている傾向にあります。
肉や魚は口にする機会が多いため、あえて植物性のものを積極的に選ぶといいでしょう。

これがおすすめ!美髪を作る食品

それでは、実際にどのような食品を食べればいいのか、おすすめの食事やメニューをご紹介致します。

たんぱく質を補う食品

  • 乳製品
  • 大豆製品

前述どおりたんぱく質は植物性を意識的に選ぶのがおすすめ。
特に気にしていない場合、どうしても肉や魚など動物性のたんぱく質に偏りがちなものです。
同じ動物性でも、卵と乳製品を多く摂っている人はキューティクルが健康な傾向にあります。
卵には髪の「ジスルフィド結合」を維持するための硫黄が含まれているため、乳製品はカルシウムなどのミネラルが含まれているためと言われています。
豆腐などの大豆製品は良質な植物性たんぱく質ですし、食物繊維もキューティクル維持に大切なポイントです。

カルシウム、鉄、食物繊維、ビタミンKを補う食品

  • 牛乳、乳製品
  • 小松菜やほうれん草
  • 海藻類
  • 納豆

たんぱく質としても優秀な牛乳と乳製品。
キューティクル維持に特に大切と言われるミネラルは「カルシウム」、「ビタミンK」なのですが、これを両方バランスよく含んでいます。
小松菜やほうれん草、海藻類なども優秀な食品です。
植物性の鉄分や食物繊維の他、ビタミンKが摂取できるのがポイント。
青菜と海藻ではタイプの違うビタミンKを摂取できるため、どちらも食べるよう心がけましょう。
また、豆腐と納豆は同じ大豆製品ですが、納豆の方が多くビタミンKを含んでいます。
ご飯のお供は塩気やコレステロールの高い肉より、納豆を選ぶのがおすすめです。

こんな食べ方はNG!

総エネルギー量や脂質が高い食事は血流が悪くなり、頭皮の血行不良に直結。
キューティクルに異常がみられる率が高くなります。
副菜が少なく主菜を大量に食べると、結果的に脂質やコレステロールが高まる結果になるので注意しましょう。
たんぱく質が動物性に偏っていたり、お菓子が多い場合もキューティクルの異常比が高くなるという研究結果が出ています。
忙しい毎日ではどうしてもメニューが固定化しがちですが、髪や体にとってバランスよく食べることが何より大切!
好きだからと「ばっかり食べ」したり、たんぱく質を意識するあまり脂質やコレステロールも高くなるような食事は避けて下さい。

まとめ

以前から髪にいい食事とされるたんぱく質も、動物性ばかりではむしろ悪影響。
極端に栄養成分が偏った食事ではキューティクルが傷みます。
トリートメントなどで今ある髪を保護しながら、生活習慣にも気を配りましょう。
カロリーや脂質が高い食事、好きなものばかり食べる食事などをこの機会に改め、健康的な体と髪を目指してくださいね!

商品画像
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