トリートメントをするなら一工夫!少しの手間で浸透率を高めよう

2021.07.30 ヘアケア
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シャンプーの後にあたりまえのように行うトリートメント。
実はトリートメントは髪に浸透しにくく、なかなか行きわたっていない事実をご存じでしょうか。
美容室で行うサロントリートメントは、プロが技術を駆使して行ってくれるので浸透率も高いのです。
自宅で毎日行うホームトリートメントはサロン以上に重要!
しっかり浸透するように工夫してみましょう。

ホームケアが重要!

美容室のトリートメントはスペシャルケアですが、重要なのは毎日自分で行うホームケアです。
ここを手抜きせずに行うことで髪の状態が変わります。
よほどひどいダメージヘアでない限り、正しいトリートメント方法を徹底すれば髪の状態は健やかに保てます。

ただなんとなくトリートメントするのはもったいない

多くの方がシャンプーの後にトリートメントを髪に塗り広げ、そのまま体を洗うなどしてから流す…といったルーティンがあるかと思います。
しかし、トリートメントはなんとなくしただけではほとんど髪に浸透しません。
コンディショナーのように髪の表面を保護するものは、摩擦を軽減するのが目的なので、中まで浸透しなくてもある程度の効果を発揮します。
しかしトリートメントは、髪の中に栄養分や油分を届けるのが目的。
髪表面のキューティクルや髪の「疎水性(水をはじく性質)」によって、トリートメントはなかなか浸透しないのです。
美容院でサロントリートメントをすると時間も工程もかかりますが、それはトリートメントを浸透させるのが大変だからなのです。
適当にトリートメントしてもほとんど浸透していないのでは、もったいありません。

しっかり効果を出すために意識しよう

トリートメントには適切な浸透時間や量があります。
放置時間が長すぎても、大量につけても意味がありません。
特に毎日行うことなので、めんどうくさくて続かないのでは困りますよね。
サロントリートメントのような工程は難しくても、ちょっとしたコツで効果が見違えるほど変わります。
髪に浸透するよう意識をして、髪の中まで行きわたらせましょう。
無理なく続けられる工夫でホームケアを続ければ、ワンランク上のヘアケアができますよ。

トリートメントの効果をアップさせる具体的な方法

それでは、髪の構造やトリートメントの特徴を利用した「浸透アップ」の方法をご紹介します。
どれもちょっとした工夫で取り組めるものばかりです。

ブラッシングがポイント!基本のシャンプーでしっかり汚れを落とす

トリートメントを行う前にシャンプーをすると思いますが、この時髪のもつれや束感はなるべくない状態がポイントです。
髪がサラサラなのともつれているのでは洗いあがりもトリートメントも効果が本当に違うので、ブラッシングはぜひ試してください。
髪に整髪料を多くつけている場合はシャンプーの前にトリートメントを髪になじませてから、スケルトンブラシでとかしましょう。
また、すすぎの時間も重要です。
シャンプー前のお湯洗い、シャンプー後のすすぎは時間をかけてしっかり行って下さいね。

水分をしっかりときる

トリートメントには油分が入っているので、濡れた髪との相性はよくありません。
髪になじまず、キューティクルにはじかれてほとんどが流れ落ちてしまいます。
このため、トリートメントの前に髪を一度タオルドライなどすることをおすすめします。
シャンプーが終わった段階の髪はもつれやすいため、髪を束にしてつかむイメージで優しく拭き取ります。
ヘアターバンやタオルキャップをかぶるのもおすすめです。
お風呂から出るときと同じくらい水気をしっかりとるのがコツですが、髪を傷めないようにゴシゴシ拭くのは絶対に避けて下さい。

とかして毛束を握ってしっかり浸透

髪の毛を軽く握ったり、パッティングするのも大変効果的です。
ギュッと握ることでトリートメントがキューティクルの隙間から浸透しやすくなるのです。
トリートメントを毛先中心に広げたら、目の粗いスケルトンブラシなどで軽くとかします。
その後毛束を握るイメージでギュッ、ギュッと数回握りましょう。
手のひらで毛先を挟んでパッティングしたり毛先を握ったりするだけで、表面にあるだけだったトリートメントが髪の中まで入り込みます。

保温で熱を加えて浸透率アップ

キューティクルはうろこ状に並んでいて、この隙間からトリートメントが浸透するのは難しい状態です。
傷んだ毛先は開きやすくなっていますが、ムラがあってなかなか均等に行きわたりません。
こういうときは髪の性質を利用し、熱を加えることで浸透率をアップさせましょう。
トリートメントをむらなく塗布したら、髪を軽くまとめてヘアキャップをかぶったり、お湯で絞ったタオルで包みます。
ヘアキャップをかぶるだけでもある程度の効果は期待できますが、硬く絞った温かいタオルを巻くと浸透率はさらにアップ!
本来なら電子レンジで作った蒸しタオルなどがあるといいのですが、毎日のお風呂でいちいち用意するのは現実的ではありませんよね。
タオルの上からヘアキャップをかぶるとさらに浸透率がアップするのでおすすめです。
数分ほど、長くても10分ほどでいいので時間を置き、それからよくすすぎます。
トリートメントを少しでも髪に残そうと、すすぎをあまくする方がいますが、それはまったく逆効果!
シャンプー同様にトリートメントもしっかりすすぐのが大切です。
トリートメントが浸透していれば、すすぎでしっかり洗っても効果は髪に残ります。

お風呂上りも保湿のチャンス!


水気を嫌うトリートメントにとって、お風呂上りのタイミングは浸透アップのチャンス!
ドライヤーやヘアセットなどの機会に保湿も行いましょう。

アウトバストリートメントでさらに定着させる

お風呂の外で使うアウトバストリートメントなら洗い流される心配がありません。
アウトバストリートメントは内部に浸透するというより、髪の表面を保護する働きが強いのが特徴です。
それでもオイル系などの油分や植物エキスなどの栄養分は髪の中に潤いを届けてくれます。
お風呂から上がったばかりの髪は、水分と熱で膨張してキューティクルが開いているので、浸透率アップのチャンス!
インバストリートメント同様にタオルドライでしっかり水気を拭き取り、ドライヤーの前に毛先中心になじませましょう。
キュッと毛先を握りしめて髪の中まで届けて下さいね。

髪をしっかり乾かして摩擦を避けよう

濡れたままの髪は非常にもろく、摩擦で簡単にキューティクルがはがれてしまいます。
髪は自然乾燥を避け、なるべく素早くドライヤーで乾かします。
しっかり乾かすのが大切ですが、アウトバストリートメントを活用すればドライヤーの温風や乾かす際の摩擦は最小減。
ある程度の熱を加えることでトリートメント成分を浸透させ、さらに冷風で仕上げることでキューティクルが引き締まって髪に定着します。
冷風で引き締まって髪が乾いた段階で有効成分が外に出ることはなくなるので、髪の中がトリートメントで満たされた状態の出来上がりです。
乾燥が気になる人は、特にオイル系のアウトバストリートメントを使用してみましょう。
オイル系ならドライヤーの前、後、どちらも使っても髪になじみやすく効果を発揮します。

まとめ

いつもなんとなくトリートメントをしていた方は、ひと手間加えて意識的に浸透アップを図ってみて下さい。
ブラッシングや塗布前のタオルドライをするだけでも髪の手触りが変わることを実感できますよ。
毎日のホームケアを徹底して、髪の中までトリートメントを浸透させましょう!

商品画像
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