美容液は使うべき?本当に必要?「肌悩みにあわせて選ぶ」が正解です

2021.03.24 スキンケア
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美容液と一口に言っても保湿・エイジング・美白などの種類があり、配合される成分もさまざま。どれを選べばいいか、そもそも本当に使う必要があるのか疑問を持つことがあるのではないでしょうか。美容液の必要性、役割や種類を理解すれば、使うべきかどうか、どんな商品を買えばいいかが見えてきますよ。

美容液は必要?不要?

乾燥、くすみやシミ、シワやたるみなど、肌の悩みは尽きないもの。なんとかして理想のなりたい肌に近づけようと、美容液を使っている方も多いことでしょう。

とはいえ「CMや雑誌で見たから」「美容部員にすすめられたから」と、なんとなく美容液を購入していませんか?一度立ち止まって、美容液が必要かどうかを考えてみましょう。

シンプルケアでも肌は整う

そもそも、化粧品の役割は「肌の保湿」です。肌の構造を変えたり、年齢による細胞の衰えを止めたりはできません。したがって、美容液を使っても使わなくても、スキンケアでできるのは「肌を清潔にして、うるおいを与える」ことです。

うるおいが保たれると肌の新陳代謝がスムーズになり、紫外線や外気の乾燥、ちりやほこりから肌を刺激から守るバリア機能も正常に働きます。キメが細かくふっくら、トラブルが起こりにくい状態です。

つまり、洗顔⇒化粧水⇒乳液(またはクリーム)のシンプルケアを正しい方法で続けて、肌を乾燥させないのが美肌につながると言えます。

また、シンプルスキンケアは摩擦を減らせるのがメリットです。摩擦はターンオーバーの乱れ、肌荒れ、エイジングサインなどのトラブルの原因になります。

スキンケアは、手と肌が触れて生じる摩擦を避けることはできません。美容液を使わないシンプルな工程なら、摩擦の回数が減らせます。

もし、頑張ってスキンケアしても肌悩みがなくならないなら、正しいケアができていない可能性があるので、正しいお手入れのやり方をおさらいしておきましょう。

⇒「スキンケアの基本をマスター!やり方のコツをおさえて美肌づくりを」にリンク

ただし「加齢によって肌が衰えて、充分にうるおいを保てない」「集中的にケアしたい」「予防したい」場合は、シンプルケアでは役不足なことがあります。

「正しいスキンケアをしても美肌に近づけない」「シミ対策をしっかりしたい」「加齢による肌悩みが増えた」…そんな時こそ、美容液の出番です。

美容液の役割や種類

美容液は肌悩みに特化した成分がギュッとつまっていて、うるおいや栄養をしっかり肌に届け、なりたい肌に近づけるのが役割です。

美容液は種類によって役割が異なります。チェックしておきましょう。

・保湿用美容液
高保湿成分が入っているので、万年乾燥肌の人や、冬の乾燥が気になる人におすすめ。シンプルなスキンケアでは不足するうるおいを補ってくれます。

※代表的な配合成分
ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド、アミノ酸など

「皮膚水分保持能の改善」と表示されるのは薬用(医薬部外品)の場合で、国に認可された有効成分はライスパワーNo.11があります。

・美白用美容液
肌のくすみが気になる、紫外線が強い時期のケアを徹底したいという時におすすめ。美白美容液は「シミが消せる」と思っている人もいるようですが、あくまで肌のトーンアップやシミやそばかす予防が期待できる商品です。

保湿成分が配合されていると保湿強化ができて一石二鳥なので、乾燥&美白ケアどちらもしたい場合は、配合成分をしっかりチェックしましょう。

※代表的な配合成分
ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、アルブチン、プラセンタ、コウジ酸など

なお、「メラニンの生成を抑え、シミソバカスを防ぎます」と表示されるのは薬用(医薬部外品)の美白美容液です。

・エイジングケア美容液
シワやたるみ、ハリのなさ、ツヤ不足などエイジングサインが気になったら取り入れたい美容液です。ただし、乾燥小ジワやハリ不足はサポートできますが、加齢によるシワやたるみは肌の奥「真皮」の構造変化が原因で、基本的に化粧品では改善できません。

※代表的な配合成分
レチノール、ナイアシン、ペプチド、プラセンタ、アスタキサンチンなど

近年、「シワを改善」と表示される薬用(医薬部外品)の美容液が登場しました。国に認可された有効成分の数は少ないですが、商品数は年々増えています。

ただし、高価格帯の商品が多いので、シワ改善のため根気強く続けるには価格がネックになる可能性が否めません。

・皮脂対策美容液
過剰な皮脂分泌にアプローチしつつ、肌の水分量は適度に保つ美容液です。べたつきや吹き出物に悩む人におすすめ。ビタミンC誘導体配合、オイルフリーでさっぱりタイプ、粉体配合で皮脂を吸着するタイプなどがあります。

なお、「皮脂分泌を抑制する」と表示されるのは薬用(医薬部外品)の場合で、現状では国に認可された有効成分はライスパワーNo.6のみです。

ちなみに、ユーザーが美容効果を実感しやすいので、各メーカーとも研究・開発に注力しているのが美容液です。そのため、美容液は最新の技術が反映されることが多くなります。

【結論】美容液は肌悩みにあわせて取り入れると良い

美容液は必ずしも使う必要はありません。シンプルなスキンケアで納得できる肌状態なら、今のケアを続ければ良いでしょう。

【美容液が必要なのはこんなとき】

  • シンプルなスキンケアではものたりない
  • 肌悩みが明確で、それを何とかしたい
  • 加齢によって肌そのものが衰えた
  • 医薬部外品で、予防や改善を目指したい

もし1つでも当てはまるなら、悩みにあわせた美容液を取り入れてみてはいかがでしょうか。

ただし、美容液はあれこれ使えばよいというわけではありません。使う数が増えれば、それだけ肌に触れる回数が増えて摩擦ダメージを受けるので注意しましょう。

美容液の代わりに美容オイルもあり!

昨今のオーガニックコスメブームで、植物由来100%の美容オイルの魅力が広く知られるようになりました。

【美容オイルってどんなもの?】

  • 植物の種子などから抽出される
  • 肌を柔らかく整える
  • 肌のうるおいを守る
  • 必須脂肪酸やビタミンなど、天然の栄養が豊富に含まれているので、ハリやツヤUPをサポートしてくれる
  • 乳液やクリームなどの基材として使われることがある

肌状態を整える成分がたっぷり入った美容オイルは、美容液の代わりに使えます。美容液同様に、肌悩みにあわせて種類を選びましょう。

  • 美白・エイジング…アルガンオイル、マカダミアナッツオイル、ローズヒップオイル、米ぬかオイルなど
  • 保湿…アボカドオイル、アルガンオイル、アプリコットカーネルオイル、ホホバオイル、オリーブオイルなど
  • 紫外線対策…ラズベリーシードオイル、米ぬかオイルなど

100%植物由来の美容オイルは、重ための使用感でべたつくタイプや酸化(劣化)しやすいタイプなど、性質はさまざま。好みの使い心地か、管理はしやすいかなどを考慮して商品を選びましょう。

2in1やオールインワンの活用もおすすめ

どんな美容液を使えばよいかわからない、スキンケアはシンプル派だけれど肌悩みは何とかしたいという場合は、どうしたらよいのでしょうか。

そんな時におすすめなのが、化粧水+美容液、美容液+乳液が1つになった2in1タイプやオールインワン化粧品です。

  • スキンケアの工程が減らせるので、肌摩擦が軽減できる
  • 美容成分がたっぷり
  • 時短ケアが可能
  • 化粧品をあれこれ買わないので、スキンケア代が安く済む場合がある

シンプルケアと美容液の良いとこどりで、しかも+αのメリットがあります。自分の肌悩みに適した美容成分が入っている2in1やオールインワンで、なりたい肌を目指してみてはいかがでしょうか。

まとめ

肌の美しさを引き出し、維持するのにかかせない化粧品。効果実感が高い美容液は「絶対使わなければ」と感じている人も多いのではないでしょうか。

しかし、美しい肌のために大切なのは、正しいスキンケアをする・肌に合う化粧品を選ぶ・肌状態を見極めることです。肌ときちんと向き合い、自分に必要な基礎化粧品を選ぶようにしましょう。

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