お風呂は医療行為だった!湯船に日常的につかるのは日本人だけ

2021.05.20 バスタイム
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あったかいお風呂につかってのんびりいい気分…日本人にうまれてよかった~、と実感できるひとときです。

実は世界的に見るとこれは大変な贅沢!
そもそも自宅に湯船があること自体が珍しく、こんなにお風呂文化が発展しているのは日本だけといっても過言ではありません。
どうして日本はこんなにお風呂文化が発展したのでしょうか?

毎日お風呂に入るのはとても贅沢なこと

お風呂はともかくシャワーだけなら…という方もいるかもしれませんが、シャワーすら毎日浴びることができない国もあります。
湯船に入る習慣はとても贅沢なことなのです。

世界的に見ると日本の湯船普及率は特殊

家庭に湯船があることは当たり前の日本。
しかし、一軒家の風呂場と湯船の普及率は、世界的に見ると特殊です。
総務省による統計によれば、平成20年の段階で日本全国の「浴室保有率」は95.5%。
一軒家にはほぼすべてに浴室がある計算です。
上下水道の完備、水の排水や湿気対策など、浴室を自宅に作るには高い技術が必要。

簡単なシャワー設備ならともかく、湯船にゆったりつかれる浴室を自宅に備えるのは大変なことなのです。
日本では標準装備なのでありがたみにかけるかもしれませんが、自宅でお風呂に入れるのは幸せなことなのですね。

海外は主にシャワー、お風呂に入るのは特別なこと

入浴に該当する行為にはいくつか種類があります。
「行水」「シャワー」「サウナ」「入浴」などで、海外ではシャワー文化が圧倒的に多いようです。

海外でいう「入浴」は体を清潔にするためであり、日本のようにリラックスしたりバスタイムを楽しむという発想はありません。
海外で「お風呂に入る行為」とは、水着を着用して入るリゾートや、療養目的のクアハウスなど特別なシーンに限られます。
国によってはサウナ文化が発展し、自宅に浴室ではなくサウナルームがあるというのも面白いですね。

どうして日本ではお風呂文化が発展したの?


日本では歴史と自然環境、そしていくつかの発明が組み合わさってお風呂文化が発展しました。
その歴史を少しひも解いてみましょう。

日本でも昔は「湯治」

今も有名な温泉地に長期滞在することを「湯治」といいますが、温泉につかることは古くから療養目的の位置づけでした。

温泉の水質は水道水とは異なり天然の有効成分が含まれ、現代のように医療が発展していなかった時代から大切な健康維持の方法だったのです。
海外でも温泉に入浴することは療養目的が多く、現代でもそのような扱いです。

火山大国の日本は温泉が多いので、一般庶民でも湯治に行くことが可能だった歴史があります。
湯治はちょっと贅沢な一大旅行として位置づけられていましたが、やがて自宅でも入浴できるような文化が発展しました。

豊富な水と歴史がお風呂文化の基本

日本人の清潔好きといった国民性に加え、お風呂文化の後押しをしたのは豊富な水源です。
日本は山奥でも水源地が多く、有数の水資源国。
お風呂に大量の水をつかうことができるのは、自然環境にたいへん恵まれているからです。

このため、自宅でも入浴を楽しもうという発想が生まれました。
また、薬草などを煎じた薬湯につかったり、温泉の成分が含まれた湯の華を活用したりと、入浴剤が発明されたことも大きなポイントです。

温泉を自宅に再現させた日本

無類の温泉好きが高じて、自宅で温泉を再現できないかと考えたのが日本が特殊なところでしょう。
清潔にするだけならシャワーでもいいところ、温泉のようにお湯をためてゆったりつかりたいという希望が形になって、湯船が普及しました。

もともと温泉が多い国ですから、お湯につかってゆったりリラックスする楽しみをみんなが知っていたことも大きかったようです。
あなたの癒しのひとときは?という質問に対し、日本人は「お風呂」と答えることが大変多いのだそうです。
当たり前の発想のように感じてしまいますが、実はお風呂を致しのひとときだと感じるのは日本ならではの発想なのです。

毎日のお風呂でリラックス&リフレッシュしよう

せっかく湯船に入るなら、毎日リラックス&リフレッシュしたいところ。
ただ習慣として入るだけでなく、心と体の健康のためにお風呂を最大限に楽しみましょう。

いつもさら湯に入っている方でも、バスソルトなどを活用して思いきり贅沢な「癒しのひととき」にしてみませんか?

海外の主な入浴は健康増進を目的とした「塩浴」

海外でもお湯につかって入浴をすることがありますが、前述どおりそれはほとんどが健康増進を目的とした「塩浴」です。

世界的に見ると、健康に良いとされる温泉の質は、世界最大の塩湖とされる「死海」のような高濃度の塩化ナトリウム泉(塩化物泉)。
水道水ではこういった水質による恩恵は受けられませんが、それでも入浴による健康効果を得ることが可能です。
湯船に入ることで得られる健康効果については、こちらのコラムに詳しく書いてありますので、ご参照ください。

あなたはどちら派?シャワーと湯船入浴の具体的な違い

自宅に湯船がある日本なら入浴の健康効果を毎日手軽に楽しむことが可能ですね。

バスソルトや入浴剤を使ってお風呂を楽しもう

温泉の水質を自宅で完全に再現することはできませんが、バスソルトや入浴剤を活用してみましょう。

お風呂にバスソルトや入浴剤を入れて楽しむという文化は、世界的に見て日本が最も発展しています。
特に天然岩塩から作られたシンプルなバスソルトは、自宅で気軽に塩浴を楽しむことができるのでおすすめです。

海外の塩浴もそうですが、日本の温泉は塩化ナトリウムが豊富な「塩化物泉」であることが多いのです。
塩化ナトリウムの溶け込んだお湯は体に塩のベールを作り、湯冷めしにくくポカポカとした気持ちよさが長続きします。
バスソルトは太古の海の水が結晶化したものなので、お肌からミネラル分を補給することもできます。
香りや色を楽しむための入浴剤でリラックス気分を味わうのもいいでしょう。

時間のある休日は、さら湯ではなくぜひバスソルトや入浴剤でゆったりお風呂を楽しんでください。

まとめ

豊富な水源に支えられた日本の湯船普及率は、とっても贅沢なことだったのですね。
ただ体を清潔にするためだけに入るのはもったいない!
たまにはお風呂の歴史に思いをはせて、「日本人にうまれてよかった~」と湯船を満喫してみましょう。
バスソルトや入浴剤をつかったり、お風呂でストレッチをしたりして、心と体をときほぐしてください。

商品画像
ブランド Cure Cure Cure
商品名 Cureバスタイム 無香料 Cureバスタイム フルーティローズの香り Cureバスタイム フレッシュオレンジの香り
特徴 ヒマラヤで採れた100%ナチュラルな岩塩「ルビーソルト」を使用 天然ヒマラヤ岩塩の良さをそのままに華やかで贅沢な「フルーティローズ」をボトルに詰め込みました 天然ヒマラヤ岩塩の良さをそのままに柑橘系の爽やかな「フレッシュオレンジ」をボトルに詰め込みました
タイプ バスソルト バスソルト バスソルト
内容量 500g 500g 500g
販売価格 4,180円(税込) 4,180円(税込) 4,180円(税込)
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タイプ バスソルト バスソルト バスソルト
内容量 20g 20g 20g
販売価格 275円(税込) 275円(税込) 275円(税込)
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